なかにしの「奈良町だんご」

Blogged under スイーツ by if on 2008.04.15 火曜日 at 10:40:30

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 奈良県奈良市の一角に、地図表記は違うのですが地元の人からは奈良町と呼ばれる地区がありまして、なにやら平城京の昔、外京と呼ばれていた場所で東部に突き出てたくさんの神社・仏閣がある、少し特別な地区だったようです。
 思えば伊勢も、近隣の年配の方が伊勢市街へでかけるのに「今日は山田へ行く…」というふうに使われますが、地図上に山田はなく、かつて宇治地区と山田地区を主として伊勢市の前身、宇治山田市が成り立っていた名残ですもんね、有名どころでは「宇治山田駅・宇治山田商業(高校)」等に名を残すくらいですか。

 また伊勢志摩の家の軒をしめ飾りが飾るように、奈良町の民家の軒下には庚申(こうしん)さん・身代わり猿(申)と呼ばれる魔除けがぶら下がっているそうで、この伝承にまつわり昔この地区の人は60日に一度、寝ずに一夜を過ごさなければならなかったそうです。※参考:庚申さんのいいつたえ
 60日に一度、町中の人が寝不足の朝…なんかのんびりしとって微笑ましいですなぁ。
 そう言えばちょっと脱線しますがワタクシが小さい頃、伊勢の大祭りの日は今と違って10月15・16・17日の三日間と決まっていて、学校が休みやったりしたわけで、伊勢神宮の神嘗祭(かんなめさい)というおまつりのにあわせたスケジュールだったわけですが、小さいながらも「神宮のおまつりにあわせとるで、この日なんや」とちゃんと覚えたモノです。
 こういう地域ならではの習わしや行事ひとつひとつが、故郷を「大切なもの」と心に刻んでいくんやろなぁ、今は生活の中からそう言ったものがだんだんと減っていっとるっちゅうことやなぁ…となんとなく思った次第です。

 いろいろと自分の住む伊勢と通じるものを感じる「奈良町」です。

 さて本題、その町の名を冠した「奈良町だんご」。
知る人ぞ知る奈良の銘菓でとてもおいしいらしい…と、たくさんの修飾語付きでTハシさんから奈良巡りのお土産にいただいたもの。
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 平城京でしょうか?シブい色合いで地図を印刷した包装紙にキッチリくるまれた小ぶりなパッケージ。ほうほう賞味期限は2日間ですね。
 笹の葉に直径2cmほどのだんごが3種類1個ずつ入ってます。
 ついている菓子楊枝で普通に刺して食べようとしても笹に引っ付いて団子が崩れてしまいます、写真的にもコロッとした感じに撮れず、葉にひっついた感じになってしまいます。食べた感じも柔らかくてモチモチです。ういろうの食感に近いかも…とてもとてもおいしゅうございます。
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 茶色は小豆、緑は抹茶…これくらいはワタクシでも想像がつきました、小豆はつぶあんも残っています、上品な甘さです。後で食べていただいたFワラさんは抹茶がイチオシでした。
nara04.jpg で、白いのはプレーン(和菓子でプレーンって言うかいな?!)と決めつけていたのですが、食べてみましたたらばほんのりなんかの味がする、あぁ〜っ何の味やったっけ?…食べ物のブログをやってて一番困る瞬間です。何で味付けされているか材料が浮かばない…Tハシさんには完璧に備わっている能力なのですが、今回は試食時に隣にいてくれません。困った時のネット検索!でいろいろと見てみると、その白いのは「味噌味」とのこと!はい、それそれっ(^^)言い訳でなく、ほのか〜な味です。

 本物の笹の葉にくるまれて、食べてるあいだ中ずっと笹の香りが広がって、いつもよりのんびりしたおやつ時間を演出してくれました。
ごちそうさまでした。

5個入り850円

味…………★★★★ ほど良い甘さ・やわらかさ…あいしいっす
価格………★★  手間がかかるんでしょうが、やや高めかな…と
お勧め度…★★★★ 子供にはもったいない(?)^^

御菓子司 なかにし

コメント (10) »

  1. コメント by シェルシュ — 2008/4/28 月曜日 @ 19:42:36

    ここのお店の見事なショーウィンドーの中の和菓子に見とれ写真を撮ってあります。割とお若い店主さんなのにとても個性的な生菓子を種類も沢山陳列してありました。そして今回の奈良町だんごも・・・
    裸電球や鹿脅しがある店内で頂いたのですが、その業界からも一目置かれてるんでしょう。柴田書店発行の立派な専門図書に掲載されてました。節気に因んだ和菓子って沢山ありますがとにかく個性的な作品ばかりです。苺大福は「羽二重苺」と称し苺の下半分を見るからにふっくらとした餅でふわっと包みそれが「いずめ」にみえます。
    クラブハリエのたねやさんの社長の著書の語録に「お菓子には物語がないといかん。」とありますがここの作品はそれに忠実に答えてる気がします。 なかにし をクリックしたらいっぱい和菓子が見れ嬉しくなりました。

    ifさんとTハシさんとハセガワさんと代表さんやら今一理解出来ず御免なさい。けど食べ歩きも感心と関心をもって頼もしい情報と拝読してます。

  2. コメント by if — 2008/5/2 金曜日 @ 16:35:56

    シェルシュさんこんにちは

    まずは混同させてしまいすいません、if(イフ)は三重県伊勢市のデザイン・広告関係の事務所でTハシさん(女性)・ハセガワ(おっさん)共にそこのスタッフです、あっハセガワ=代表となりますです。

    このお取り寄せは立ち上がり時にキキ・ララさんという美人姉妹さんに書いていただいていましたが途中から「ほっとメニュー」共々二人で更新しております。よろしくお願い致します。

    シェルシェさんは奈良の方でしょうか?詳しいお話ありがとうございます。「お菓子には物語がないといかん」はいい言葉ですね、しおりが添えられていてストーリーが書かれていたりすると、味わい深くなる気がします。

  3. コメント by シェルシュ — 2008/5/7 水曜日 @ 20:20:26

    伊勢界隈では有名なお二人なんですね。失礼しました。奈良巡りのTサンみむろの最中や大和郡山・菊屋のお城の口餅も順次紹介したい銘菓でしょう・・藤屋窓月堂の代表さまのブログ!先ず手作りの鯉のぼりとてもお洒落で子鯉のなびきの様が微笑ましいです。本題。和菓子の日の1月16日は「お宝饅頭」中国の伝説にある蓬莱山という仙人の住む山がある島の名をとったおめでたい銘「蓬ヶ島」中に五色の小さなお饅頭が入って結婚式の引き出物にも扱われ作成にあったてはかなり高度の技術を要するらしいです。毎年楽しみの月のひとつで、そのお店の方とお知りあいとか嬉しい限りです。宜しくお伝え下さい。

  4. コメント by if — 2008/5/7 水曜日 @ 23:51:32

     まずディスプレイおほめ頂きありがとうございます。なかなかキチキチとかえられませんが、たま〜に変えてます。

    確かにTハシさんは有名です(^^)。
    名のってないのにいろんなお店でTハシさんですよね!と声をかけられたり、
    自己紹介しても反応が薄かった方がブログの話をすると「あっもしかしてTハシさん?!」と相手の方のトーンが急に上がったり
    ちょっと試験運転中のサイトで「もしかしてTハシさんですか?」って…。
    この界隈では悪いことができない人になりつつあるようです。(^^)

    どうやら藤屋窓月堂さんではそのまま「蓬莱山」と呼ぶらしいですよ、
    予約でほぼ100%完売の人気菓子だそうです。
    でも、よくご存知ですね、シェルシュさんは奈良の方???謎であります。

  5. コメント by シェルシュ — 2008/5/8 木曜日 @ 15:13:30

    四月の和菓子「黒真珠」は通常も販売して欲しい位大好きですし、観光客にも喜ばれると思います。

    今朝の三重版の男衆料理;石神神社さん春祭りの記事を読んでたのですが何と更新したばかりの代表さまのブログが・・・正しくホット・ニュース心して拝読させて頂きましたよ。(伊勢在住です)こんな粋な風習があったんですね。元来は海女さんの労をねぎらうお祭りなのでしょうね。

    所でシラセのクロワッサンのことで話題が沸騰してましたが、私も週末楽しみにしてる一人です。
    滋賀県守山市のドゥブルベ・ボレロのお話はTハシ嬢もご存知な有名なお店なのでしょうか?どうして伊勢で営んで下さらなかったのか残念で仕方がありません。けどケーキにしても同名のもあり美味しいですしその恩恵を被ってるんでしょうから感謝してます。

    Tハシ嬢
    志摩図書館の画像ありがとう。あの図書館改めて写真で拝見するとやはりレトロで素敵ですよね。よくその町(観光で訪れた町)を知るには図書館に行きなさい!という名言があるけど郷土資料として高橋シェフの著書も沢山ありますしね・・・

  6. コメント by if — 2008/5/9 金曜日 @ 14:14:23

     ハセガワです
     黒真珠って言うのですね、実はその日帰ったら家にあって、こことはちょっと別のBlogに載せようと思っていたのですが、ちょうどお客さんがあり、ワタクシがしばらくその席をはずしていたらなくなっていました(^^)来年のお楽しみにします。
     あっ伊勢在住の方ですか、それは頼もしい!今後もいろんな情報教えて下さい。よろしくお願いします。

     代表さまとか拝読とか、そんな立派なもんじゃないんでスイマセン。石神さんは男衆が大張り切りで、式典と・神事以外の時間はにぎやかなお祭りでした。
     そもそも志摩の男衆は町の男性と比べて包丁とか手にする機会はずっと多いですよね、魚をさばいたりetc.は慣れた手つきでした。いやホントおいしかった…。(^^)

  7. コメント by シェルシュ — 2008/5/9 金曜日 @ 18:39:00

    黒真珠は京都の老玉、鳥羽玉より見た目もインパクトが強く味も絶品!鶯豆、黒糖言うことなし!残念でしたね。(お宝饅頭に似た五色饅頭というのが他社にありましてたとえば勝兜と題し期間限定販売するんです。母の日、敬老の日もあり・・)窓月堂さんにも試みて欲しいです。

    ところで中国の要人時の人のニュースで話題の「日比谷松本楼」をはじめ一流のレストランと対等に豚捨、開福亭らが記載されてる文献があります。もう既にお読みになってますか?豚捨さんが書いてありましたものでお聞きします。こちらこそ沢山教えて頂きますので今後とも宜しくお願いします。

  8. コメント by if — 2008/5/12 月曜日 @ 13:48:11

    シェルシュさんへ。
    奈良町だんごのコメントは、ホントは代表が書く番なんですが、豚捨の事を書いていただいてると言う事で私が☆
    先に謝ってしまいます。ゴメンナサイ。
    そんな文献がある事すら知りませんでした。
    ネットで調べてはみましたがヒットせず…。
    うう、力不足です。
    間違いなく、シェルシュさんの方がはるかに博識だと思いますので、こちらこそ色々と教えてくださいませ。
    お願いいたします。

  9. コメント by if — 2008/5/12 月曜日 @ 15:08:17

    しっかり休日してましたハセガワですm(_ _)m

    藤屋窓月堂さんは印象として、少〜しおっとり型のご商売?なんとなくまったりとしているのが、またイイトコって感じがします(^^)。
    老玉、鳥羽玉も「うばたま」って読むのですね、枕詞では黒、闇、夜、夢をさすとか、ちょっと調べて勉強になりました。感謝です。

  10. コメント by シェルシュ — 2008/5/12 月曜日 @ 20:52:10

    ハセガワ様

    数量限定だからこそ稀少価値がありそこが利休饅頭さんの良い所だと思います。十年以上前から「和菓子の日」の大ファンの一人です!

    Tハシ様

    早速ですが、この本は偶然つい最近本屋さんで見つけたものです。
    たべもの快楽帖 宮本徳蔵著 文藝春秋 2006

    (古今東西の美味を食べ歩き、仏文学・相撲・歌舞伎・浮世絵・映画・花街を愛する「最後の快楽主義者」が書いた究極の食味エッセイ)ーーー新刊図書として気には留めていた切りぬきより

    なかを読んでびっくり!!ただ為らぬ!!!
    伊勢市出身東大文学部仏文科卒の方とのことです。
    開福亭さんについては「街の洋食屋」の章で一番紙面を割いています。この本は決して商業的要素のない文藝・学術的な本だから紹介されているお店の方々も粛々と受け止めていらしゃるのかなと思いました。伊勢の食文化の高尚な案内本です。
    今飲食業に携わっている方をはじめ皆さんに読んでもらえたらなと感じてます。

    内宮の宮脇書店にありましたが、寄贈本として伊勢図書館で貸し出し可能です。
    1930年お生まれの方ですが、河崎の昔からの傘店さんもご存知ないとおっしゃってました。

    「お取り寄せブログ」ハイジャックの如くながなが他の読者の方もご迷惑申し訳ありません。
    昨日の(お知らせ)のアドレスにしようと思ったののですがお許し下さい。

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